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牛車にはさまざまな種類があります。また同じ牛車でも、物見=(窓)の形、屋形=(人が乗る箱)の材質、描かれた文様などの何に注目するかで、呼び名が変わります。これは女車<おんなぐるま>=(女性が乗用している)、網代車<あじろぐるま>=(竹や木を薄くそいで組み合わせた網代でできている)、半蔀車<はじとみのくるま>=(窓が半蔀になっている)、文の車∧もんのくるま<(文様が描いてある)、そして簾<すだれ>の下から女性の装束の袖や裾<すそ>をこぼれだして飾りとした、出車<いだしぐるま>です。
牛車はふつう進行方向に対して横向きに乗ります。定員四人で、向かい合わせに二人ずつ座りました。ただし「仁王<におう>乗り」といって、正面 向きに乗ることも無いわけではなかったようです。
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